アレルギー性鼻炎

アレルギーとは?

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生体には異物が侵入するとそれを排除しようとする防御反応が本来そなわっています。その防御機構が過剰に働き自分にとってかえって不都合な諸症状がでるのがアレルギーです。

アレルギーの原因となる抗原への感作は胎内からすでに始まっていて成長につれ感作され、やがてアレルギー反応をひきおこすようになります。乳児湿疹、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性喉頭炎、アレルギー性鼻炎、結膜炎など、症状はさまざまな症状がでます。

全身の一症状としてアレルギー性鼻炎をとらえる!

アレルギー性鼻炎の治療もただ鼻の病気だけと考えるのでなく、潜在する他のアレルギー症状に注意し、全身症状の一症状として治療しなくてはいけません。

アレルギーを増悪する因子は環境汚染、生活習慣、抗生剤などの薬剤、化学物質、ストレスなどが関与します。できればこのような増悪因子を見直し治療にあたりたいと思います。

特にアレルギー性鼻炎はハウスダスト、ダニ、花粉など重複感作が多く、副鼻腔炎や滲出性中耳炎などの合併も多くみられます。花粉症が原因で果物などの口腔アレルギーを引き起こすこともあります。

治療

症状にあわせた薬物療法、生活指導に加え ダニ、スギの舌下免疫療法を行っています。

舌下免疫療法は3年継続する必要がありますので、薬物療法の効果が少なく年中治療を必要とする方におすすめしています。5歳から開始可能です。

薬物治療でコントロールできないアレルギー性鼻炎の重症例にはレーザー治療や高周波電気療法などの手術も行っています。



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